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発想の転換JLオーディオの考え方
黒いゴム手袋を使い始めて、プロっぽさを演出できているなぁと一人萌えているてらっちです。
感想。
ども!エムアイティーガレージです。今回ご紹介するのは、期間限定の試聴が可能になった。JLオーディオのフラッグシップスピーカーとパワーアンプのご紹介になります。
まずは、知らない人もいるかと思いますのでJLオーディオについて15秒で説明したいと思います。
このブランドはアメリカフロリダに本拠地を置き、オーディオ好きのジェームスとルシオが作った、アメリカ人の愛国心をたっぷり注ぎ込んだ、アメリカ人が嫉妬し、手にしたいと思うメイドインUSA!唯一無二のブランドです。
…
10秒で良かったみたいですね。
その中でも、今回は、ちょうどデモ試聴機の準備が整ったのでフラッグシップモデルのスピーカーと同じくフラッグシップモデルのパワーアンプについて、試聴した後の感想をここに記しておこうと思います。
ここ数年は欧州ブランドを中心に販売させて頂き、たくさんの組み合わせや単体での音を聞いてきましたが、このフラッグシップモデルのC72WAYシステムは群を抜いてフラット、他社のスピーカーが、いかにこってりだったかを気づかせてくれたスピーカーでした。※もちろん良い意味でだよ。
ほんとナチュラルサウンド。
無個性という名の個性。
気になってネットでC7の事を調べてみたら、オフィシャルサイトや業界サイトでの評価も同じような内容でした。
やっぱりね…
ここで、 一抹の不安が…
こんなハイエンドスピーカーが個性ゼロでいいの?
…ん?
何かおかしい。
個性ゼロと言っても、スッカスカで、何だよ~という訳では無く、たとえばその鋭い声の表現は、その通り突き刺さるように鋭く。
力強さの表現も、若さゆえのがむしゃらな力強さと言うより、聴く人の耳に心地よい響きを送り届けるような頼もしさもある。
ひとたび運動を開始すると、正確無比に動くさまは個性ゼロと言うより原音に忠実。
と言った印象でした。
好みは分かれそうですが、JLオーディオが狙っている部分がここなのかぁ…と。
発想の転換。
パワーアンプに関してはメチャメチャ面白くて、プロセッサーがアンプに内蔵されているという変わり者。
もう広く浸透しているとは思うのですが、近年のクルマはヘッドユニットの交換が容易では無く、デジタルプロセッサーにてシステムを再構築することが必須でした。
しかし、その道筋は険しく、とってもハイコストでデジタルプロセッサーを導入するだけでは音が出ない為、パワーアンプの導入を余儀なくされてしまいます。
そんな悪路に、重機を駆使し道路をつくっていくんですが、なんと近年、簡単に道を作る、内蔵アンプ付きデジタルプロセッサーが登場したのです。
このことによって、ヘッドユニットが交換出来ない車両には夢のようなアイテムとして、広くオーディオ業界に貢献を果訳です。
ただ、ことハイエンドスピーカーともなると、その内蔵された非力なパワーアンプの能力では役不足で、先へと進むほどに明確になるゴール地点までには、捨てざるを得ない装備になってしまいます。次のステップには捨てざるを得ない代物に…
残念ながら…
そこでJLは考えました…
そんな寄り道に、最短でアプローチ出来るアイテムを開発できないかなぁと…
そして生まれました。
VXiシリーズアンプの誕生です。
このアンプは、アンプの中にデジタルプロセッサーが内蔵されているんです。
もう一度言いますね…
アンプの中にデジタルプロセッサ―が内蔵されているんです。
デジタルプロセッサーにアンプが内蔵されているんじゃなくて、その逆でアンプにデジタルプロセッサーが内蔵されているんです。
要するに…スピーカーを鳴らす為にとても大切なエンジンでもあるパワーアンプに徹底的に拘り、さらに、そこへ最新のシグナル制御システムを組み込んでいるんです。
こういったアンプは、今までなかったわけではありませんが、その当時(十数年前)では制御コアの能力がさほどだったのでしょう、市場ではウケなかったんですね…
発想の転換…アンプにもプロセッサーにも、自信がないと出来ないですね。
こうすることによって寄り道せず、最短ライナーで着地出来ます。
この辺の考え方が純度の高いUSAISMなのではないでしょうか…
リリースタイミングは、ほんとお見事です。
ただ、もう2年が経ちました。
国内での認知は、まだまだ低いのでエムアイティーアレージが、この部分のメリットを今後じっくりお伝えして行けたらなと思います。
今後、各メーカーからこの逆パターンのアンプがたくさんリリースされるかもしれませんね。
今なら期間限定で試聴可能です。
ぜひ、一度聞いてみてください。
明日の記事は【初お目見え!エムズスピードコンプリートプラドにカーセキュリティーと人気の用品取付!】です。お時間ありましたらご覧くださいませ。
でわ!