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2019.12.07 Sat
エンタメバスと愉快な仲間たち

#7エムアイティーガレージが2年前から変な挑戦してるってよ。テーマパークエキスポ2019まとめ

ども!エムアイティーガレージです。

エキスポを終え、ビックサイトそばのホテルから更新しています。

会期中の出来事をまとめてみました。

お時間ありましたら読んでみてください。

まずはおさらいです。

テーマパークエキスポとは、遊園地や商業施設などに設置できるアトラクションコンテンツやキャッシュレス決済機やその他の関連パフォーマンスが一堂に集まり関連業者間で商談を行うという展示会です。

今年で4年目の開催。

エムアイティーガレージは3年連続出展、3回目の挑戦になります。

その間、いろいろなアップデートを繰り返し今に至ります。

開催前日、バスの到着が時間よりも遅れるというトラブルがありましたが、無事到着し搬入日に設営が間に合いました。

機材に関しては、重量バランスの問題で現場で組み上げないと自走が不可能なので、ガシャガシャ汗だくになりながら、スタッフと行いました。

3年目ともなると事務局の担当者や設置業者や警備員のおっちゃんとも顔見知りになり、『まいど!』と声を掛け合って『お前らまた来たか(笑)』みたいな会話が交わされるほどの仲良しになりました。

去年同様ルーフが当たるので少しゲタをかましてもらい対応。

A・B2棟ありました。

オリンピック開催の兼ね合いで、仮設ビックサイトと言ってもいいと思いますが青海の東京テレポート駅の隣りに今回の会場が設けられていたみたいです。

この会場はオリンピックが終わると撤去するみたいです。東京って凄いね…

最新のコンテンツ。

エンタメバスと命名したこのバスは、そもそもそんなカテゴリーがある訳では無く、勝手に言ってるだけなんですが、どんな職業も手に取る先にいるお客さんを楽しませたり、喜ばせたりするという事をエンターテイメントと呼ぶので、そこはご理解ください。

そして、そんなエンタメを徹底的に研究して提供しようとする企業の人達が最新のテクノロジーやアイデアを集結させデモンストレーションしていました。

コラボ出展予定だったラディックスさん

ARを用いたアトラクション。

アクティビティーで今年話題になったドーム型テントと救助用にも用いられるビークル。

アウトドアを走破するビークルアイテム。

ガッツリ入り込める動作タイプのVR

VRアクティビティー。

FFでお馴染みスクエアーエニックスのヨケロ。凄い人気でした。

デジタルアスレチック。

2回ほど切られました。

舞台演劇。

クラファンのリターンでお呼びしたイシヅカダチで有名なイシヅカマコトさんとフタゴマキコさんに撮影をしてまらいました。

コンパクト卵型たたみ一畳VR。

まわりビチャビチャだった。笑

噴水職人集団のショー。

ダイナモさんのブースは悲鳴がすごかったなぁ。

逆バンジーVR。

工具なしで設置できるステージ屋さん。

設備資材メーカー。

巨大LEDスクリーン。

LEDパネルメーカー。

何枚つかったんだろ。

このパネルを組み合わせて10m×4mの巨大スクリーンを製作するという…


デジタルアクティブティーはやっぱり多いね。

まなか?監督だっけ…

野球に特化したブースもありヤクルトの監督も来てたかな…野球詳しくないからあれだけど…

レーシングシュミレーターもあった。

バーチャルユーチューバ―向けのモーションキャプチャーもあった。

ブランコもあった。

業界最大手のデジタル券売機メーカー。

宇賀なつみ元女子アナと女優の夏菜さんが体験に参加していました。

などなど、いろいろなテーマパーク関連の企業が実演したり、プレス用に芸能人がゲストでトークしたりパフォーマンスしたりと熱気にあふれていました。

どこともコンテンツが被らないエムアイティーガレージのエンタメバスも、エキスポ事務局から『ガンガン大暴れしちゃってくださいよ!』と言われていたので、様子を見ながら少しずつ少しずつボリュームを上げて会場にインパクトを起こしていったのでした。

この時までは…

大クレーム。

ぶんぶん

地元の音楽製作会社と打ち合わせをしながら試行錯誤を繰り返し製作したデモ音源を、現場で試しながらどの流れで、どのタイミングで、再生すると最大のパフォーマンスマンスを発揮するか、アップデートを繰り返しデモンストレーションを行いました。


僕の性格を熟知しているスタッフがうまくブレーキを掛けながら、俯瞰で見ててくれてたおかげで、間も無く大成功を迎えようとした初日閉館間際に事務局から…


『すみません、近隣のブースからクレームが来たので…明日からボリュームを下げでもらえませんかと…』

近隣ブースには全てご挨拶とミレービスケットを配ったのですが、思わぬ落とし穴が。

ドーム型のイベントテントを展示していた、通路挟んで隣のブースのテント開口部に低域の周波数が干渉し、えらい迷惑がかかってたみたいで、ただちに中止してもらいたいとの申し出があったのでした。

そこはノーマークでミレーアタックをしていませんでした。

死にました。

いろいろなサントラを使っていました。

その中には、モンスター、落雷、恐怖、ショックと言った感じでイメージしやすいテーマで作っていて、とりわけその中でも、一定の低周波が継続して流れるサントラが一番パフォーマンスを発揮していました。

どうやらその低域がドームの形状にピッタリハマっちゃったようで、『うるさくて商談が出来ない!』と激おこモードのようでした。

さらに塵になりました。

確かに、暴れすぎちゃった部分は多いにあります。

どうしよう…


しかし、そもそも超重低音を取り扱っているコンテンツが、うるさいと言われると、それはもはや翼をもがれた鳥であり、おぼんを取られたアキラ100パーセントであり、機材を使えないラスボス小林幸子な訳で、それはそれは地獄です。

ただただ、嫌な空気が流れたのでした…

落とし所。

事務局からの勧告後、チームエムアイティーガレージでは、もはややる気のない僕以外のメンバーが、いろいろ策を練ってくれて『曲を変えて、打診してみようよ』とか、『その都度、今からやりますって伝えてようよ』とか、前向きに検討してくれました。『もう辞めたー』とすぐ、アクセルフルスロットルになっちゃう僕をどうにか制御しようと動いてくれました。

みんなごめん。

そして夜、事務局から残り2日の方針の連絡があり…

『80dB以内でお願いします』

事務局の担当者も問題のブースへいろいろ提案してくれたみたいですが、コチラの提案も虚しく『規定のルール以内でお願いします』とバッサリきられたそうです。

反省。

ふざけてますが、メンタルボロボロです。

何も言えません。

こっちが100パーセント悪いからです。

と言うことで、翌朝事務局が測定し、いろいろあるサンプルの中で一番インパクトがあり、かつ80dB以内の物を探し、残り2日間をデモする事になりました。

実はこの時もう帰ろっかなぁ…ぐらいな気持ちにまでなっていましたが、優しいスタッフに良し良し慰めてもらい前向きに取り組むことにしました。

バイヤーの反応。

毎年出展していることもあり、来場者の属性やニーズも肌感である程度わかるようになってきたんですが、今回は例年よりも少ない印象でした。

特にテーマパーク系の施設関連者に遭遇することは、ほとんどありませんでした。出展者の顔ぶれが同じと言うこともあるかもしれませんが、これは非常に良く無いのではないかと思うぐらいでした。

そんな中、もうこれ以上クレームを貰う訳にはいけないと、我ら超重低音ブースではのんきにミレービスケット挨拶を繰り返し仲間をせっせと増やしていました。

高知のお土産ミレー様様です。

高知産のお菓子だからね。

お魚は無事とのこと。

石井養殖さん。

先月大阪に居たロックフォードイメージガールがここにいた。

ラディックスさん。

高知にこの自販機無いよね。

ファインテックさん。

元気なスタッフさん達だったね。

パックス工業さん。

から揚げガールというアイドルらしい。ググったらウィキに出ててビックリ。

ブイテック研究所さん。

お向かいブースだったこともありいろいろ手伝ってくれた。

グッドフェローズさん。

ミレービスケットのおかげで、一先ず残りの2日は乗り切れる…

そんな、あざとい活動をしていると

一人の中国人マダムが体感させてとやってきました。


『オケー!』とカタカナ英語でキャチし、
ササッと体感してもらいました。
何者なのかよくわかりませんでしたが…観光?

その時はそんな感じでした。

にこにこ大喜びで『サンキュー!』と言って去っていきました。

そして数時間後…

また、さっきのマダムがやってきました。今度は金色の鯉のような靴を履いた強面の背の高い男性を連れて、二人ともホットドック片手に…

『体感できるのか?』

と片言の日本語で話しかけてきました。

もちろんオーケーと返事をし体感してもらいました。

あとで話を聞くと

どうやらマダムの旦那さんのようで中国から日本に面白い物探しに来ているみたいでした。

マダムにもミレーを差し上げました。

『このバス中国に持ってこれるか?』

と聞かれ、とっさにオケーと答えてしまいました。

ほんとに言ってる???

と疑いましたが、気まぐれの可能性もあるので頭の片隅にでも置いておくことにしました。ミレービスケットの力次第です。

いろいろな出会いがあるもので、今回もレジャー系や恐怖系のクライアントの方といろいろ情報交換させていただきました。

やはり屋内での展示会だとポテンシャルの50%ぐらいが限界ということと、国内マーケットでの取り巻き環境がかなり厳しいという事が解りました。いまさらですが…

とは言え、

エムアイティーガレージの変な挑戦はまだまだこれからです。

応援して頂けると嬉しいです。

でわ。

追伸

今までイベントや展示会で東京に来る期会はいくつかありました。

その都度、東京タワー見たいなぁ…と思っていて、今回の展示会を一区切りとして、そのご褒美に東京タワーを観に行きました。

そのオレンジ色に光るタワーはすべての挑戦を暖かく受け入れてくれるような存在に見え

そして、優しくて

『おつかれさま』

と語りかけているように感じました。

またいつかこの地でアクションを起こしたいと思います。 

いろいろとお力をお貸しくださった関係者の皆様、スタッフ、アドバイザーの皆様ありがとうございました。

明日から平常業務です。