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2019.08.22 Thu
エンタメバスと愉快な仲間たち

#2エムアイティーガレージが2年前から変な挑戦してるってよ。

テーマパーク関連の企業が、口をそろえて進めてくる、展示会、テーマパークエキスポへの出展。果たして、その内容とは…

国内最高峰の展示会。

一先ずグーグル先生に相談してみました。

すると、どうやらテーマパークエキスポとやらは、 遊園地やレジャー関係業者間の見本市のようなイベントで、 自動車業界で例えると、東京オートサロン・SEMA・CESみたいなものです。

出展社には、全国各地の50m越えの観覧車を製作している企業や、恐竜の模型を製作している企業、他にもVRコンテンツやさまざまな関連企業が出展し、そこには2万人の行政やテーマパーク関連の決裁権をもった担当者が面白い物ないかなぁと商談もかね見に来るわけです。

残念ながら一般の方の入場は出来ません。

コレだ!

さっそくイベント主催事務局に連絡し出展をお願いしました。

しかし、この時すでに出展募集は〆切だったので『無理です。』と断られたんです。

『そこをなんとかお願いしますよ~面白い物持っていくんで~!!お願いしますよ~』と懇願した結果、確保した2コマ(2.7mx3..0m)のブースに無理やりプリウスを投入、無事エキスポ出展を向かえることが出来ました。

確かに12月1週目の開催で、11月の半ばに申込みだもんね…事務局に感謝。

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そして、挑んだ異業種世界。

そこには、見たことない世界が広がっていたのです。

準備不足と手応え…

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今までオーディオのイベントはいろいろ出展してきましたが、今回のはまったくの畑違い、マジで、ビビりました。

テーマパークエキスポを簡単に説明すると、テーマパーク、ライブ、演劇、レジャースポーツ、集客コンテンツ産業を網羅した日本最大の展示会で、200社以上の出展者が、最新の製品を売り込みにやってきます。

そして、購買の決定権を持った2万人のバイヤーが来場します。 なので、出展料もお値打ち。

死んだ…

とにかく、ここでプリウスを見てもらって、体感してもらえば、絶対、勝機はある!

と、根拠のない自身だけはあったので、事務局との打ち合わせも済ませ、3日間の会期に挑みました。

今回、高知から東京まで、自走でプリウスを持って行ったので、途中、静岡の親愛なるイースコーポレーションさんに立ち寄り、半ば強引にヘルプを要請し、『助けてちょ。』っとお粗末なお願い致しました。ほんと、ありがとうございました。一生あなたについていきます。

そもそも、急に決まった話で、準備不足はマジ明白。ほんと、どうすんだよと言うような状態での参戦でした。

2017テーマパクエキスポレポート ←会場の様子はコチラから

とは言え、何とか3日間、アピールしました…

3日間の感想。

会期中に、僕が取った作戦は、こうです。

恐竜のブレスと題して1分程度の恐竜の鳴き声を含む超重低音を圧倒的な音圧で体験させて、

『ギャフン!!』

と言わすこと!

そして、あわよくば、このシステムをテーマ―パークの関連設備として導入してもらうという作戦です。もちろんビジネスとして。

しかし、関係者の意見を総合して要約すると、

音とは、ビジュアルや体感に対してのオプション(補助)で、メインではない】という事が答えでした。

あと、今回持って行ったプリウスはあくまでも超重低音発生装置としての役割であって、コンテンツとしては成立しなかったという事です。

なんだとぅwwwww!と、思いましたが、

おっしゃる通り、完全にズレてました。

ぼくの…ミスです…

死んだ…

恥ずかしい…

確かに、専門家や関係者から見ても、ドレスアップしたシャコタンの二人乗りの重低音がなるプリウス…な訳で、何のマッチもありません。『これ、儲かんないでしょ?』『どうマネタイズするの?』

『で?』

っといった感じのリアクションばかり。

そうね…

低音との違い。

そうとは言っても好評価下さった関連施設関係者の方もいらっしゃいました。

『これは、面白いよ!、ぜひ詳細資料下さい。』とか『○○ハンズと言うものですが、博物館の運営してるんだけど、何か集客で利用できないかなぁ…』とか『フ○ンターレ川○の集客プロモーション事業部の物ですが、スタジアムイベントで使いたいですね!』

などなど、ほかにもたくさん大変うれしいお言葉を頂きました。ほんとここかぁ!!といった感じ!

カーオーディオでは通常の低音に加え、重低音と、さらに超重低音があります。

この違いを、一般の人は体感したことが無いのです。

この部分にアトラクション要素やエンターテインメントの可能性が確実にあるのです。

ぼくの心情は決して穏やかではありませんでした…

今回の経験を踏まえ、この瞬間から、本気で取り組むと心に決めたのです。

つづく…