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インダッシュから大型オンダッシュモニター化に‼レンジローバーに11型アルパインフローティングBIGⅩ取付!
海外メーカーとのお付き合いは、文化や考え方の違いで、すり合わせが非常に難しいんだなと、痛感しているてらっちです。
#非常無情
弱点は首の機構
ども!エムアイティーガレージです。今回ご紹介するのはコチラの3代目レンジローバー。カーナビの調子が悪いので見て欲しいとのご相談を頂きました。ありがとうございます。
イギリスセレブ御用達ブランドからアメ車テイストに化された、変革期モデル。内装は独特なデザインですね。
今から12年前に生産終了したモデルで、一世風靡したインダッシュタイプのカーナビゲーション、VH9990サイバーナビ。
1DINしか収容箇所を持たない輸入に、絶大な人気を誇っていましたが、
スライド&リフトアップする首振り構造を用いるがゆえの、モーターの摩耗やギアの故障、プリント基板の断線などの弱点が多く、メーカーラインナップから廃盤となりました。
そこで登場するのが、アルパインのフローティングBIG Ⅹ です。
これであれば、大画面で地図画面を確認しつつ、タッチパネル操作でマルチメディアに対応可能となります。
10年前のナビ性能からすると、近未来ナビと言っても問題ないでしょう。
ただ、問題はゼロではなく、そのサイズの開口は備えていないので、確実に埋め込み加工が必要となるのです。
とにかく、どれほどの加工が必要になるか、徹底的にバラシてロケーションの検討と既設のユニットを取り外しを同時進行で走らせます。
既設のサイバーナビは、他店での施工なので、どういった配線方法なのかはバラしていかないとわかりません。
こんなところやあんなところを通線していて…
ダッシュはほぼ原形が無い状態まで…
とにかく取り外しは終わり、新たに取り付ける設置場所を開拓していきます。
一筋縄ではいかないことは覚悟していたのですが、やはり大加工となり無事、成形にたどり着きました。
こうなります。
モニターを手前に倒せばディスクスロットルからディスクを挿入可能です。
バックカメラも新たに新設し死角をカバーします。
大画面だから後方の情報量も格段に上がりますね。
と言う事で完成です。
アルパインのフローティングシリーズは汎用性が高いので装着の難しい車種は、加工前提にはなりますがお勧めです。
オーナー様この度はありがとうございました。
山奥からは以上です。
でわ!