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2021.08.09 Mon
カーカスタム

LEXUS LS460にエアロパーツ・足回り・ブレーキカスタム決行!

貴重なお時間を割き、丁寧でとても細かいカスタム内容のご依頼を、オーダーフォームで送ってくれる方を【神】と呼んでいるてらっちです。

#相手の時間を奪わない気配りがやさし過ぎる

カスタムプロジェクト

ども!エムアイティーガレージです。今回ご紹介するのはコチラのレクサスLS460。主に足回りカスタムのご相談を頂きました。ありがとうございます。

ご注文頂いたのは、エイムゲインのブレーキシステム・トランクスポイラー・純正アーム・ハイブリッドエアサススーパースポーツ・トーヨータイヤです。

フロント¥530,000リア¥530,000

エイムゲインはフロントはBIG8ポッド(レッド)、リアはBIG6ポッド(レッド)

ローターサイズは405㎜ドリルドスリットローター (ブラックカラー)

トランクスポイラーはエイムゲイン純VIPGT(3ピース)です。


フロントのロアアームは現状の足回りの変更に合わせて純正に戻します。

トーヨータイヤをチョイスしてタイヤサイズを変更します。

フロントは255/30R21

リアは295/25R21

FRP製の呪い

今回取り付けるエアロパーツはトランクスポイラーになります。

袋タイプの3ピース構造です。

エアロパーツに関して、ご存じの方は復習、そうでない方はお勉強です。

FRP製のエアロパーツはメーカーも言ってますが、フィッティングが必要になります。

これは、メーカーの製品クオリティーにもよりますが、あくまで近い形で作っていると思わないといけません。

FRPの材質特性(成形温度管理)やマスター型の精度、製造工程で差が出てしまうのが原因でしょう。

量産だとその差は顕著に表れます。

もはや呪いです。

この隙間はほっとく訳にはいかない。

現場ではこんな事はざらに起きています。

#昔はメーカーさんとよくケンカしてたよ

ここで、我々現場の職人が微調整していくんですね。ほんとにピンキリです。


表面処理はもちろんフィッティングも大変なんです。

こうやって仕上げていきます。

メーカーの言い分は『ある程度の形は作ったのであとはプロだから微調整してね』って感じ。

#おまかせあれ

純正エアサスの弱点

純正エアサスは、車高の上げ下げのスピードが遅かったり、過剰にふわふわしたり、トラブル時の修理代が恐ろしい額だったりと…いろいろな不満が出てきます。

その中でも、特に2極化するのは、空気バネならではの、ふわふわとした乗り心地。

ダメな人にはダメだだたりします。しっくりこないんでしょね…

特にエアサスコントローラーでローダウンした場合などは、ストローク不足による底突きや、空気バネの減圧により、粘れない足回り性能が表面化します。

そんな弱点を少しでも克服する為、各社有名メーカーさんがいくつかキットを出てますが、今回は根本的な構造の変更として、エアバックの中にバネを入れてコイルオーバー化すると言う荒業を行います。

ユーザーランドボディーさんのハイブリッドエアサスですね。

もともとエアサスキットによる電子制御ローダウンキット→通常エアサスコントローラーを装着しているオーナーさま。

さらにユージーランドボディーさんからリリースされてる、ローダウン時のストロークアップを目的に製作されたスーパーストロークアップキットも装着されています。

リアにつけられているのはSSキット

今回はこちらのキットをいったん取り外して、純正足回りをメーカーに送り現物加工を施して貰います。

そして加工後送られてくるのがコチラ。

オレンジ色のアルマイトブラッケットのアラゴスタ製ワンオフ足回り。

特殊スプリングをエアバック内にビルドイン!

車高ダウンによるエア不足にもインナースプリングが機能し、20段式の減衰力コントロールと相まってワインディングやサーキットのスポーツ走行にも車高調ならではの安定した走りと乗り心地を実現します。


もちろん、純正エアサス機能も失うことはありません。

乗り心地は全く別格です。

※もともとSSキットの公認を取得していたので、車検証には【改】が記載されるのですがハイブリッドエアサスSSに変更する場合はロアアームが純正仕様になるので【改】が取り除かれます。

極小クリアランス

大口径ホイールを装着するとどうしても目立ってしまうのが、純正ブレーキのそのサイズ。

今回のメインとも言えるプロジェクトがキャリパーの大型化計画。

オーナー様が兼ねてより注目していたメーカーがエイムゲインのブレーキシステム。

価格もさることながら、カラーやロゴ、形状などの選択肢が豊富にあるので車両とのトータルコーディネートが出来るのも良いですよね。

フィッティングもばっちりで、そのインパクトも半端ないですね。

405mmは圧巻です。

クレンツェのホイール形状がリバースタイプなのでクリアランスが心配でしたが、オーナー様の下調べのデータもあり、フロントもリアもパツパツのぎっしり仕様になりました。

フロント

ディスクとのクリアランスも安心。

リア

完成

という事で、装着完了です。

トランクはこの通り一体感も抜群です。

フロントグリルのオーナメントはブルーに変更。

オーナーさまのこだわりの詰まった一台が完成致しました。

この度はご依頼ありがとうございました。

今回の製作車両は下の動画でご覧いただけます。

追伸①

ドライブレコーダーの在庫処分情報です。

コムテックのドライブレコーダーを在庫品入れ替えの為、工賃込み価格で販売しています。

在庫数3台

360°+リアカメラモデルのHDR360GW ¥37,400(税込み)

お問い合わせはコチラ→取付車種情報をお聞かせください。

山奥からは以上です。

でわ!