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2020.01.21 Tue

カーセキュリティー

カーセキュリティーネットワーク全店会合2020ｉｎ名古屋。そう遠くない数年後の未来。

スケジュール的にどう見ても作業が間に合わない場合は、残業なんて【日は沈みまた昇るがごとく】当たり前で、今日も徹夜明けのまま空港に向かう、ブラックカーショップの店長こと、てらっちです。誰か褒めて。

スペシャルゲスト。

ども！エムアイティーガレージです。今日は毎年、2回開催されるカーセキュリィーのプロショップで構成されるカーセキュリティーネットワークの2020年最初の全店会合のミーティングに参加しています。

毎回とても濃い内容のミーティングがあるので、今回も確実に面白い内容という事に期待しつつ、久しぶりにみんなに会えるのが楽しみです。

そしてリレーアタック対策とデジタルイモビライザーで有名なオーサアラームの技術者コンスタンティンが本拠地ロシアからスペシャルゲストとして来日してくれていました。

今回集まったのは全国の精鋭プロショップ14店舗。最新の盗難情報や盗難手段や知識を保有したプロ中のプロと言っても過言ではない皆さんです。

あけましておめでとうございます。

挨拶を簡単に済ませ、オーサアラームアラームジャパンの石田さんから、さっそくバトンがコンスタンティンに移ります。

通訳はニュートレイルの古橋さんがしてくれました。※専門用語対応はときどきマイクが。

この時はまだ誰も、コンスタンティンのしゃべり出すと止まらないという、おしゃべりスキルを知る由もありませんでした。

具体的かつ驚異的すぎる攻略法のレクチャー。

まずはおさらいです。

オーサアラームとは2010年にサンクトぺテルブルクに設立され盗難と車上狙いから車を護る為に最新のデジタル機器の開発と製造を行っている企業でロシア全域、ヨーロッパ諸国、CIS（独立国家共同体）等で採用されています。

代表的な商品が、リレーアタック対策として最も効果的な対策ツール【キーレスブロック】と車両ブレインに直接始動停止を働きかけてるデジタルイモビライザー【イグラ】です。日本国内でも装着車両が凄い勢いで増殖中です。

1年前の全店会合でも触れたような記憶がありますが、日本ではリレーアタックによる車両盗難が騒がれていて、レクサスやトヨタ車がそのスポットライトを浴びていました。

ここで疑問？

それ以外のクルマって？どうなの？

実は世界的に見るとその被害の実態は、ほとんどのスマートキーシステム車が対象で、そのリスクはBMW・メルセデスベンツ・VW・等々、キーフリーシステム搭載車両は、リレーアタックによりいとも簡単に攻略されてしまいます。

いとも簡単にです。

そんな、まだリレーアタックが騒がれる約10年前ぐらいから車両盗難に対する効果的な阻止方法模索する開発がスタートし、今から5年前にイグラ（デジタルイモビライザ）が開発され、そこから数年経過し、キーレスブロック（リレーアタック防止対策）が誕生したそうです。

今から3〜4年前だそうです。今も尚アップデートを繰り返しています。

そもそもこの開発の裏には、車両の高度なデータ通信システム化が関係しており、我々が行うエンジンス不始動のアナログ措置が、その高度すぎる通信制御が故の【車両不具合】として認識され、『クルマを始動させない！』でも『車両警告灯が点灯する。』という強いジレンマと車両へのダメージが、施工しようとするとどうしても付きまといます。この問題を解決するにこのアイテムの登場は必然のようにも思えますね。

オーサアラームは数年も前からこの未来をすでにつかんでいた訳です。

その性能を裏付けるように、ロシアやヨーロッパではイグラ装着による、車両保険の割引が一部で適用されたり、イグラを装着することによって加入が認められたりと、損害保険会社にとっては救世主のようなアイテムなんです。

このような自動車の取り巻きに対する恩恵もあることから、世界的にみても圧倒的にイグラの需要が多いようです。