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2025.11.25 Tue
プロテクションフィルム

高知でプロテクションフィルムを施工したい!でも気になる価格はいくら?

愛車を長く、美しく乗りたいと願うオーナーにとって、ボディを保護するプロテクションフィルムは、前向きに検討して頂きたい選択肢の一つです。

特に高知県は、強い日差しや雨、海沿いの潮風といった厳しい気候条件があり、車の塗装へのダメージが蓄積しやすい環境だからです。

とは言うものの、「施工費用が高額ではないか」「剥がすときに塗装を傷めないか」といった不安から、一歩がなかなか踏み出せない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、プロテクションフィルムの基本知識から、高知県での施工価格の目安、信頼できる施工店を見つけるためのポイントまでを専門店の視点から解説します。

高知でプロテクションフィルムを施工するメリットとは?

プロテクションフィルムは、透明で柔軟性のあるポリウレタン素材で作られた、自動車用の保護フィルムです。

車の塗装面に直接貼り付けることで、飛び石・擦り傷・虫の死骸・鳥のフン・紫外線などからボディを守ります。

特に高知の強い日差しは、塗装やヘッドライトの樹脂パーツを劣化させ、くすみや黄ばみの原因となります。

しかしプロテクションフィルムは、これらの外的要因から愛車を長期間保護し、再塗装の費用が発生することや、下取り価格の低下を防ぐことにつながります。

飛び石・キズ・塗装のダメージから車を守れる

プロテクションフィルムが飛び石やキズから車を守れる理由は、その素材の柔軟性と厚みにあります。

一般的な自動車用コーティングフィルムの厚さは数ミクロンですが、プロテクションフィルムは約150ミクロン程度の厚みがあるため、塗装を守る盾のような役割を果たします。

そのため硬い物体が当たったとしても、フィルムがその衝撃を受け止め、柔軟に変形することで衝撃エネルギーを分散させるのです。

これにより、塗装の表面までダメージが到達することを防ぎます。

また、日常的な洗車キズやドアの開閉時にうっかり付けてしまう爪のキズなど、軽微な擦り傷から塗装を守る効果も高いため、愛車のコンディションを新車に近い状態に保つことに大きく貢献します。

自己修復機能や耐久性がある

近年主流となっている高性能なプロテクションフィルムの多くには、自己修復機能(セルフヒーリング)が搭載されています。

これは、フィルムの表面に微細な擦り傷が入った際に、太陽光やエンジンの熱などを加えることで、フィルムが元の状態に戻ろうとする特性です。

高知の夏の強い日差しは、この自己修復機能を効果的に働かせるのに役立ちます。

また、最新のフィルムは以前のものと比べて格段に耐久性が向上しており、5年から10年程度の長期間にわたり効果を発揮します。

高知のプロテクションフィルム施工価格の相場

部分施工・フルプロテクション・パネルごとの料金目安

プロテクションフィルムの施工価格は、使用するフィルムの種類、施工範囲、車種の形状などで大きく異なります。

例えば、ドアエッジ・ドアカップ・ヘッドライト・モールの場合、1箇所あたり1万〜4万円が目安となります。

またボンネット・バンパー・フェンダーなどのフロントを全て施工する場合は、30万円から、ボディ全面を施工するフルプロテクションでは100万円以上となる場合もあります。

車種・輸入車別で変わる費用の傾向

プロテクションフィルムの施工価格は、車種・ボディ形状・サイズによっても変わります。

特に輸入車や高級車は、ボンネットやバンパーの凹凸が多く、曲面がきつい車種はフィルムの熱成形や貼り付けに高度な技術と時間がかかるため、国産車よりも1〜2割高くなる傾向があります。

また、SUVや大型車はパネル面積が広いため、施工範囲が増えて費用も高くなったり、エンブレムや一部のパーツを脱着して施工する場合も工賃が加算されます。

カーフィルムとの比較

カーフィルムは、主に窓ガラスに貼るもので、UVカット・断熱・プライバシー保護が主な役割です。

施工価格は軽自動車で2万円台〜、普通車で2.5万円〜3万円台が相場です。

一方、プロテクションフィルムはボディ保護が目的となり、カーフィルムとは保護範囲や効果が全く異なるため、目的に合わせて選ぶようにしましょう。

プロテクションフィルムの種類と選び方

フィルムの主な種類と保護対象

プロテクションフィルムは大きく分けて、透明タイプとカラータイプがあります。

透明タイプは愛車の純正塗装の色や、質感をそのままに保護することを目的としており、最も一般的です。

一方、カラータイプやマットタイプは、保護と同時にボディの色調や質感を変更するデザイン性を兼ね備えています。

以下に各フィルムの特徴をまとめました。

フィルムタイプ 主な目的 保護の対象 特徴と選び方のポイント
透明PPF 塗装の物理的保護、美観維持 飛び石、擦り傷、紫外線 最も推奨されるタイプ。自己修復機能など、高性能な素材を選ぶことで、高知の強い日差しへの耐久性を高められます。
ライト用PPF ヘッドライトの保護 紫外線による黄ばみ、飛び石のヒビ割れ ヘッドライトの樹脂パーツは高知の紫外線で特に劣化しやすいため、透明または薄いスモークタイプを選ぶと良いでしょう。
カラーPPF / マットPPF 保護と同時にボディ色の変更 飛び石、擦り傷 保護機能に加え、愛車のイメージチェンジをしたい場合に適しています。ただし、通常のカーラッピングよりも高価になる傾向があります。

カーラッピング・スモークフィルムとの違い

プロテクションフィルムが高額なのは、窓ガラスに貼るスモークフィルムや、ボディの色を変えるカーラッピングフィルムとは、その素材の厚みと目的が全く異なるからです 。

以下の表に目的や特徴をまとめました。

フィルムの種類 主な目的 保護機能 価格帯の傾向
プロテクションフィルム(PPF) 塗装面の物理的保護 飛び石・深い擦り傷防止 高額
カーラッピング ボディカラーの変更 軽微な擦り傷防止程度 PPFより安価
スモークフィルム 遮熱・UVカット、プライバシー保護 窓ガラスが対象のためなし 比較的安価

高知でおすすめのプロテクションフィルム施工店を見抜く6つのポイント

プロテクションフィルムは、施工価格が高額になりがちなため、施工店の技術や信頼性が結果を大きく左右します。

そのためにも、価格の安さだけでなく、その店が持つ技術と設備や実績など、色々なポイントを調べることが大切です。

ここでは、高知県内で施工店を選ぶ際に、技術力と信頼性を判断するための具体的な6つのポイントをご紹介します。

  1. 車種専用カットのためのプロッターマシン設備があるかを確認する

    手作業でのフィルムカットは、仕上がりにムラが出たり、誤って塗装面に傷を入れてしまうリスクがあります。

    しかしプロッターマシンという専門の機械があれば、車種専用のボディー形状に高精度でフィルムをカットできます。

    これにより、施工後のクオリティが均一になり、万が一剥がす際にも塗装を傷める心配もないため、専用設備の有無は重要です。

  2. メーカー認定店や公的資格の有無、実績を確認する

    フィルムメーカーから技術力が認められ、中四国認定店などの公的な認定を受けている専門店は 、一定水準以上の確かな技術と実績を保持しています。

    また、一般オーナーだけでなく、カーディーラーなど車両品質に厳しいBtoBでの安定取引実績があるかも重要な判断材料となります。

    さらに、施工店のホームページに施工実績があるか、どんな口コミが多いかをチェックすることも効果的です。

  3. 使用するフィルムの品質と保証内容を確認する

    施工価格だけでなく、使用するフィルムのメーカーやグレードの確認は大切です。

    耐久性・自己修復機能・防汚性など、性能の高いフィルムを選ぶかどうかで、長持ちするかが決まるからです。

    また、フィルムの浮きや剥がれ、著しい変色に対する保証期間や範囲が明確に設定されているかを確認することも、長期的な安心材料となります 。

  4. 脱着作業を含む下地処理の徹底度を確認する

    フィルムの仕上がりは、貼る前の下地処理の丁寧さによって変わります。

    施工前に塗装面の汚れや鉄粉をどこまで除去してくれるか、そしてフィルムを貼る前にどんな工程があるのかを確認しましょう。

  5. 清潔な専用作業ブースと作業環境を確認する

    プロテクションフィルム施工は、ホコリが大敵となります。フィルムと塗装の間にホコリが混入すると、仕上がりの美しさが損なわれるからです。

    施工を依頼する前に、清潔に保たれた専用の作業ブースで施工が行われるかを確認することも忘れないようにしましょう。

  6. 問い合わせ時の提案力とヒアリングの姿勢を評価する

    優良な専門店は、車種・年式・走行環境・不安点を丁寧にヒアリングした上で、予算に応じた最適なプランを提案してくれるでしょう。

一方的に高額なフル施工を勧めるのではなく、ヘッドライトやフロントセットなど、費用対効果の高い部分施工の提案ができるかどうかも、信頼できるパートナーであるかを見抜くポイントとなります。

プロテクションフィルム施工のQ&A

プロテクションフィルムの耐用年数とメンテナンス方法は?

プロテクションフィルムの耐用年数は、一般的に5年から10年程度です。

フィルムの寿命が来て、黄変やひび割れが見られた場合は、早めに専門店で剥がすようにしましょう。

メンテナンスは、定期的な洗車で良いでしょう。ただし高圧洗浄機を使用する場合は、フィルムの端から水圧をかけすぎないように注意してください。

また、洗車後は水滴を残さずに拭き上げることが、ウォータースポットの発生を防ぐために重要です。

フィルムを剥がすときに塗装にダメージはありますか?

高品質なプロテクションフィルムを優良店で施工した場合、オリジナルの塗装にダメージを与えることは基本的にありません。

しかし、安価で品質の低いフィルムを使用したり、質の悪い再塗装が部分的にされている車両、専門的な知識を持たない業者が強引に作業を行った場合は、ダメージの原因となります。

そのため、メーカー推奨の耐久性の高いフィルムを使用し、確かな技術やプロッターマシンによる高精度なカットを徹底している施工店を選ぶことが大切です。

コーティングやカーフィルムとの併用はできる?

併用は可能です。

例えば、プロテクションフィルムの上から、ボディ・ガラスコーティングをすることで、フィルム自体の防汚性や撥水性が向上し、メンテナンスが楽になります。

カーフィルムは窓ガラス用なので、ボディ用のプロテクションフィルムとは施工箇所が異なるため問題ありません。

もし併用を希望する場合は、事前に施工店に相談しましょう。

高知で賢くプロテクションフィルムを施工するために

この記事では、高知でプロテクションフィルムを施工するときの価格や、失敗しない施工店の選び方を解説しました。

内容をまとめると・・・

  • プロテクションフィルムは、強い紫外線や飛び石、日常のキズから塗装を物理的に保護する
  • 施工価格は、部分施工からフルプロテクションまで幅広く、愛車の車種や施工範囲によって変動する
  • 失敗・後悔を避けるためには、プロッターマシーン設備を備え、中四国認定店としての確かな技術を持つ専門店を選ぶことが重要

ということでした。

高知県にあるエムアイティーガレージは、

STEK JAPANの中四国認定店としての高い技術力と、施工実績に基づいた安心の仕上がりをお約束します。

もちろん、プロッターマシンを導入しているため、様々な車種に合わせた専用カットを高精度で行うこともできます。

高知県内で信頼できる専門業者をお探しでしたら、まずはお気軽にお問い合わせください。