BLOG

ブログ

2023.03.22 Wed
カーオーディオ

愛車をプライベート空間から一段階上の空間へ!スバルWRX STI S208に高音質グラウンドゼロカーオーディオシステム+カーセキュリティー搭載!

やはり電話という道具は命の危機以外では使うのをやめよと思っているてらっちです。

#すべてに言える

ども!エムアイティーガレージです。今回ご紹介するのはコチラのスバルWRXsti(VAB)S208 WRブルー・パール 日本限定450台の特別仕様車。

駐車環境を考慮してカーセキュリティーの装着を検討していたオーナー様から、『実はカーオーディオにも興味がありまして… 』と、いろいろな思いをご相談頂きました。ありがとうございます。


STI特別仕様車「S208」 最高出力329PS

今回カーセキュリティの部分は端折ります!いつもの鉄壁のシステムで護りますよ。

自分だけの空間

『愛車を自分のプライベートスペースとして活用する癖がある』と、カミングアウトされたオーナー様は、中でも自分の大好きなアーティストの音楽を聴くことが一番の至福の時との事でした。

#素敵

ならばその希望に答えるべく、システムのご提案にデザインや試聴と…打合せをさせて頂きました。

その中で、オーナー様のハートを鷲掴みにしたのが3WAY構成のシステム。

エムアイティーガレージではここ数年3WAYシステムの装着希望のユーザー様が多く、世界中のエントリーからハイエンドまで自信を持ってお勧めできるスピーカーを取り揃えています。

ドイツ グラウンドゼロ Uシリーズ3WAYスピーカー

パワーアンプ内蔵DSPの登場で手軽に3WAYスピーカーもシステム設計できるようになりました。

μディメンションDSP610AB

チャンネル数も増量されてて拡張性も高いです。

このユニットを群を使っていきます。

前後アウターバッフル化

純正のフロントドアトリムはこんな感じ。

リアドアもこんな感じ。リアスピーカーも交換してアウターバッフル化いたします。

純正スピーカーはフォスター製

今回はベンチ入りです。

ワイヤリング

フロアーカーペットを一旦すべて取り外します。

シート下にDSPを取付するので、あらかじめケーブルのルートを決めていきます。

トランクにはサブウウーファーを設置するので、たった一本の配線ですがバラシて行きます。

今回、オーディオのイメージ動画を撮影するので、間でクリエーターに来てもらいました。

いつもご苦労様です。

埋め込み加工

フロントのAピラーにツィーターとスコーカーを取付します。ツィーターのサイズに合ったリングマウントを製作して下準備致します。

左が成形前のピラーで右が、あらかた成形した状態のピラー

強度もそうですが、最終仕上げを塗装で行うので、細かい造形処理を行っていきます。

プレスラインやディップラインをしっかり作って純正のインテリアとのとの調和を行います。

左右対称に作っていきます。

サテンブラックで塗装して

感想させれば完了。ユニット装着は後ほどで…

ドアへのスピーカー取付

フロントドアへのスピーカー取り付けはⅯ&Mさんのジュラルミンバッフルを使用して取付します。この辺りの作業は、ほぼボルトオンなのですが、今回はアウターバッフル化なのでそうは行きません。

アウターバッフル

純正のドアトリムの開口の中心にスピーカーユニットを配置しないとデザインが破綻してしまうので、マウント位置をアウターバッフルの開口位置に合わせて逆算設計しないといけないのです。

グロスブラックでラッピング

なので、作業工程的にはすべて最終仕上がりのイメージと設計が出来ていないと進行しないのです。

#カオスです

カットラインとバッフルの境界にインテリアで使われているシルバーを足してみました。

と言っても、現場歴の長いプレイヤーでもあるてらっちは、その辺りの引き出しを開けて行けばいくつかアプローチが見つかる訳で…

トリムカラーを配色しました。

迷いなく進めていくことが出来ます。

リアドアもあるので4ヵ所分を製作します。

取付すると、ちゃんとセンターにうまく来てますよね

そして、オーナー様からの希望だったLEDのライティングも忍ばせましたよ。

点灯チェックに音出しチェックも終わり、一気に内容を組んでいきます。

完成

視覚の確保もあったのスピーカーのレイアウトを垂直では無く進行方向に近い角度にずらしました。

ドアもしっかりパワフルに鳴っています。

音も視覚も抜群の仕上がりになりましたよ。

サブウーファーは6.5インチの小型サイズの物をバスレフボックスに収めトランクに

カーペット仕上げにリングのカバーを製作してカッコ良くアピールしています。

いざ納車へ!

この日は高知県で記録的な雪が観測された12月24日、クリスマスイブです。

不思議な運命を感じますが、まだまだたっぷり雪の残る道路を西へひた走ります。

途中渋滞にも巻き込まれ、予定の到着時間を大幅にオーバーしました。

現地到着時、ご家族でお越し下さりまして、完成したサウンドをご家族で確認していただきました。

いつもこの時が一番緊張するのですが、真剣な眼差しのオーナー様の顔が、喜びの笑顔に変化するところを確認できた時、ようやくほっとしました。

音楽には不思議な力があって、時に悲しみのどん底から這い上がる為の力の後押しになったり、寄り添い、共に痛みを分け合ったり、一瞬の直情を記録し閉じ込め、ある日、雪解けの様にその時の景色を鮮明に表現したりと…

僕らが提供しているのは、その一瞬の感動です。

その力をカーオーディオというプライベートな空間で思う存分楽しんで頂けるよう日々努力していこうと思います。

オーナー様この度はご依頼ありがとうございました!

山奥からは以上です!

でわ!