BLOG

ブログ

2019.06.13 Thu
後付サンルーフ

見上げてごらん♪SX4に後付サンルーフ取付!

ヒトはいつから夜空を見上げなくなってのでしょうか…と、言いつつ、『そんな余裕ないわいっ!』と窮屈に生きている悲しいてらっちです。

サンルーフという心理的安定剤。

ども!エムアイティーガレージです。今回ご紹介するのはコチラのスズキSX4(Sクロス)です。2013年にハンガリーで産声を上げ2年後に日本仕様で販売がスタートした帰国子女です。

馴染みが少ないので、車種が何なのか第一印象ではほとんどの人が正解を答えれません。そんなマニアックな車両が大好きなオーナーが狙ったのは後付サンルーフ。

ちなみにグリルのマークレス化はDIYだそうです。すげー。

国産車っぽくないマスク。

僕は社会人デビューしてようやく手にした愛車をソッコーで事故を起こし廃車に…半年間自転車で通勤をしていました。けっこう気合いを入れて手に入れた愛車だったので、その絶望感たるや否や…

寂しさを紛らわす為なのか、 まったく意味をなさないけど記念にとっといたキーをキーホルダーから外すことも出来ず未練タラタラで自転車で帰る日々。

そんな半年間でも唯一、ストレスから解放される時間が仕事帰りの夜空でした。夜空を見上げると、自分と星との距離はいつも想像を超え、いったいどこまで広がっているんだと思わせる世界がそこにはありました。グーグル先生によると夜空を見上げる心理的行動は【日常からの解放】【願を叶えたい】【心のリラックス】などなど、その当時の僕にはもってこいの安定剤だったようです。ちなみに【ローンからの解放】は期待できませんでしたが…(笑)

くり貫く前のルーフ。

そんな僕も含め、現代人はいろいろなストレスを抱え生きていて、みんな戦っています。

サンルールの問題点…

自動車メーカーは、そんなくたびれて今にもボロボロに崩れ落ちそうな人達のオアシス的選択肢に、夜空をいつでも見上げられる開閉装置、通称【サンルーフ】と言うオプションを用意してくれていいます。ウソです。換気装置です。

マップランプは移設します。

ですが、車種としてはそれほど多くはありません。理由としては、

位置決めと移設ポイント決定。

サンルーフ車両は重量増加の問題や経年雨漏り、重心位置の上昇、強度など物理的問題に加え事故も起きていた為だとか…どんどんラインナップが減っていく一方。

補強をカットします。

ただ、そんな弱気な自動車メーカーを救ったのがドイツに本拠地のある後付サンルーフメーカーのベバスト。

インナーライナーをカット。

このメーカーが提供するサンルーフキットのおかげで、多くの市販車両にサンルーフが取付できるようになりました。

ルーフをくり貫きます。

しかし、取扱説明書を見ても、夜空の星が見れますなんて説明はありません。
本来は冷暖房中の換気が目的という製品です。

メンバーは2本カット。

そりゃそう。

インナーライナーをくみ上げてトリムシェルを取付。

今回のサンルーフ取付作業をご依頼下さったのは、いくつか会社を経営するオーナーでもあります。たくさんの従業員の生活を抱え毎日、舵を切っています。そんな目まぐるしく過ぎゆく日々、帰宅中の信号待ちでふと見上げたルーフ越しの景色に少しほっとしてみるのもいいでしょう。

そんな余裕があってもいいんじゃないでしょうか…

完成です。

子供のころ、あなたはどんな気持ちで夜空を見上げていましたか?

素敵です。

ご依頼ありがとうございました。

令和最初の第5回アイラブカスタムミーティング開催!←クリック!