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プラドにUSトヨタタイプフロントグリル取付①
ども!エムアイティーガレージです。今回ご紹介するのは昨日の記事の続きのプラドです。
カーチューンやみんカラなどで、よく見かけるトヨタグリル。正式な呼び名や素性はわからないのですが、品質も良くて、カッコいいこのグリルのお取付けのご依頼を受けました。
取付は至って簡単で、ほぼボルトオン。
電装関係で言えば、オレンジのポジショニングマーカーぐらいでしょう。
防水処理を行います。
ただし、現行車両で問題になるのがミリ波レーダーセンサーの移設。
おそらくこの製品は 純正のマルチテレインモニター仕様までがギリ対応で、それ以降のモデルは何等か対処しないといけません。
ある程度オーナー様からお聞きしていたので想定内、移設もグリル側への加工はやめて、
車体側に センサーの移設用ステーを製作しする方向でトライしました。
こんな感じですね。
あとは、エーミングでセンサーの補正を行えば完成…
ってとこまで来たのですが、ここでトラブル発生。
走行テストを行った瞬間プリクラセンサーの故障の警告が…
#お近くの販売店へ警告
こりゃだめだ…
要するにミリ波レーダーセンサー事態を障害物と認識し、エラーを出しているようです。
まぁ、当たり前かと…
恐るべし純正トヨタオーナーメントの透過率よ。
あきらめるな
そこで、第2案としてコレ。
北米トヨタのタコマグリル用TSSミリ波センサーカバーを流用して透過率を上げる作戦に。
この位置に取り付ける訳ですね。
オーナー様に加工の許可を頂き、さっそく進めていきます。
まずはカット。
このままだと収まりが悪いので、上側も削って行きます。
微調整が必要です。
これで一先ずカバーは収まるようになりました。
ここで新たな問題が…
センターのフロントカメラです。
これも移設必須です。
そこで見つけたのがTOYOTAロゴのAの下にあるロケーション。
ここなら、カメラが収まる面積が確保出来そうです。
中心からどうしてもずれが生じますが、ここはビジュアルと性能の境界線だと判断し、オーナー様にお伝えしました。
穴あけ完了。
愛媛県からお越しという事もあり、今回の施工期間では、いろいろなことが対処できず、一度純性グリルに戻しセキュリティーの取付のみで納車させていただきました。
いろいろな準備期間をオーナー様より設けて頂き感謝です。
次は、ミリ波レーダーセンサーの移設ステーを製作し、エーミングチェックとフロントカメラの取り付けとチェックを行わないといけません。
その内容も、またこちらでご紹介させて頂きたいと思います。
山奥からは以上です。
でわ!